あふれかえる情報の中で、自分がホントに望む情報を得るにはどうすればいいのだろうか?
検索の言葉をいろいろ考えて、たくさんのネット情報から「これだ!」と思うものに出会っても、気になったそのページのリンク先を読んでるうちに、何が欲しくて検索したのかすら忘れてしまう。
ネットが発達して検索すれば玉石混合の、たくさんの情報にアクセスできる時代で、自分のために最適なインプットを、どう行うか?
この問題はアウトプットより、難しい問題かも知れません。
特に新しいことへ挑戦することが面倒だったり、億劫に感じる年頃になってきた50代にとって、ネットを上手に活用したインプットの方法を考えて実践することは意味のあることと考えます。
インプットの種類
- ネット(ブログ)検索
- 動画(Youtube)検索
- 書籍
- 詳しい人に直接、教えてもらう(講習会形式)
- 詳しい人に直接、教えてもらう(マンツーマン)
いくつか思いつく方法を挙げてみました。
上から順にやりやすいが、インプットしても残りにくいような気がしています。
ネット(ブログ)検索
スマホが普及し、どこにいてもネットにアクセスすることが簡単になり、1番やりやすい検索方法です。
情報の数も多いし、最近のネット情報は、とてもよく、まとまっていてピンポイントで調べたいことを、すぐに調べることができます。
とはいえ、たくさんの情報がつながる形でできているネットにおいて、それがホントに正しい情報なのか?自分にとって必要な情報なのか?周辺の情報も気になり、リンクをたどっているうちに、正解が何かを見失いがち…
たとえばエビデンスのある情報に見える、まったく逆の情報が並列に並んでいるのが、ネットだと思うのです。
ダイエットなら、夕食から朝食までの時間をあければあけるほど、ファスティング効果もあって良い的な考え方も「なるほど」となりますし、量は変えずに1日6回で食事を摂ることによって血糖値の急激な上昇を防ぐことになりダイエットに効果的という考え方も「なるほど」となる。
結局、自分に合った方法は自分自身で検証するしかないし、誰かに効果があった方法が自分に合うとも限らない。
誰かの価値観と私の価値観が、まったく同じとは限らない。
その中で、多くの選択肢が与えられ、迷いながら自分いとって有益か判断して、行動に落とし込んで検証していくしか、ネットでの有益なインプットは得られないと考えます。
言葉の意味を調べる…だとか、エラーがでた時の対処方法を調べるなどには有益ですが、それも年月が経ちバージョンアップのせいで役に立たない時もあるし…
積極的に使用しながらも、使い方には気をつけつつ、最終的に情報の取捨選択の責任は自分にあることを、常に意識しつつインプットに使いたいと思います。
動画(Youtube)検索
これもネット検索の一つではあるので、上記の注意点も踏まえつつですが、画面で実際に使用しながら説明してくれている動画などは、文章だけのブログより、さらに分かりやすくインプットできます。
ただ、どうしても短い動画では、詳細な部分が分からなかったり、また動画自体の視聴そのものが楽しくなってしまい、情報のインプット目的で試聴していたものが、エンタメを楽しむのが目的となっている場合があったりします。
有益な情報が無料でたくさんありますので、目的を見失わずにインプットに使っていきたいと思います。
書籍
ネットが全盛になったとはいえ、書籍の情報は、よくまとまっていると思います。
書店で買う以外にも電子書籍をダウンロードしてタブレットで読むことも可能ですし、この方法であれば、書籍を置いておく場所も取らずに、書籍内の検索も簡単にできて、インプットにはさらに便利かと思います。
ただ、もう本当に趣味の世界かもしれませんがページをめくっていく感覚や、今、全体のどのあたりを読んでいるのかがわかるところなど紙媒体の書籍特有の良さもあると思いますので、書店でも書籍は購入したいものです。
またネットの検索で得た情報には再アクセスするのが、なぜか難しいのですが(ブックマークなど使えばいいのでしょうが、なぜか同じ検索を最初からした方が早いような気がししまうので)、書籍であれば何度も読んだり、辞書なら引いたりがしやすいように感じます。
だいたいこの書籍のこの辺に書いていたなぁみたいな、あいまいでアナログな感覚でのアクセスがしやすいのだと思います。
詳しい人に直接、教えてもらう(講習会方式)
講習会や授業など講師から教えてもらう方式のインプットは、その場で説明してもらえるし、自分からもアクションすることもできるので、インプットとしては上質ななりやすいと思います。
ただ生徒がたくさんいると、話聞いても聞かなくても、理解できていなくても、進んでいってしまったりもするので、気をつける必要もあるでしょう。
資格試験や語学など、できるのであれば、学校に通ったり、通信教育をインプットとして使うのも効率的だと思います。
ただ、どうしても時間や場所、費用などに制約がかかるので、インプットのやりやすさ的には難しくなってしまうと思います。
詳しい人に直接、教えてもらう(マンツーマン)
最強にインプットしやすい環境だと言えるでしょう。
わからないところは、すぐに聞くことができる。
マンツーマンなので、「話をちゃんと聞かないと…」というモチベーションで挑める。
学校の授業では先生の話を聞くのは苦痛でも、バイト先の先輩が仕事を教えてくれるなら、なんとなく覚えちゃうみたいなことですね。
とは言え、これも上のものと同じく、時間、場所、費用の制約がキツくなる上に、そもそも教えてくれる人が存在するのかどうかの問題もありますので、やりやすさレベルはガクンと下がるでしょう。
まとめ
上から順に、やりやすいが頭には残りにくい➡️やりづらいが頭には残りやすい、となっています。
要するに敷居と質は反比例になっているという結論になりました。
ですが、ホントにネット文化が普通になって、昔「ウチらの若い頃は…」みたいな感じで言うと、今はスゴく上質の情報にアクセスしやすい環境が整っているのは間違いがない。
これらの情報を上手に活かして、自分が幸福に生きるためにインプットの方法も磨いていきたいと思います。
コメント